
モビリティ第1営業部
営業(工場ラインフォロー)
法学部卒
2022年入社
私のキャリアストーリー

入社したきっかけや理由を教えてください。
地元で働きたいという思いと、この町の誇りである自動車産業に関わりたいという気持ちが大きかったからです。
私は、ここ、みよし市の生まれで、祖父や親戚に自動車関係の仕事をしている者が多く、小さい頃から車に触れる機会が多い環境で育ちました。
周りの人も自動車関係の会社に勤めている人が多かったです。
小中学校はみよし市、高校は豊田市と、地元にお世話になったという思いが強く、この地域で働きたいと考えていました。
この地域といえば、やはり自動車産業が盛んで、地域の誇りです。
大学のキャリアセンターで当社が地元で自動車の塗料やシーラー関係の事業を展開していることを知り、ここなら自動車産業に関わり、地元に貢献できると思って、入社を決めました。
実は、就職活動当初は国家公務員を目指し、合格もしていました。
方向転換を決意したときは、公務員試験の時期が一般企業よりも後だったため、遅めの就職活動の再開となりました。
でも、ご縁があって当社に入社することができました。
この選択にまったく後悔はなく、充実した気持ちで働いています。
入社前に抱いていた会社のイメージと実際に働いてみての違いは?
入社前は、営業職といえば「物を売り込む仕事」というイメージが強くありました。
「ルート営業」という話は聞いていましたが、正直なところ、具体的なイメージはあまり湧いていなかったんです。
実際に入社してみると、たしかにルート営業として物を売る場面もありますが、それ以上に、“売った後”のフォローがすごく大事だと感じています。
塗料は、塗る前の状態はまだ製品とは言えなくて、塗って焼きつけて初めて完成する「半製品」なんです。
だから売って終わりではなく、現場に足を運んで、お客様と密に連携しながら、一緒に作り上げていくんです。
やってみるとすごく面白くて。
一つのことを突き詰めるのが好きなタイプなので、お客様とやり取りしながら、ああでもない、こうでもないと考えて、ニーズに合う提案をしていくのが楽しいです。
最初は分からなかったことも、持ち帰って検討してまた提案して…と、少しずつ理解が深まっていく感覚があります。
そういう積み重ねが、仕事の面白さにつながっていると感じます。

現在の具体的な業務内容を教えてください。
自動車工場のラインフォロー、塗料の発注や納品、新規開発色のライン立ち上げのフォローなどを担当しています。
仕事のやりがいや達成感を感じるのはどのようなときですか。
自分が担当している車種の、特に思い入れのある色の車を街で見かけたときですね。
自分が携わったものが、形になって街で見られるというのは、やはり嬉しいですし、やりがいを感じます。
大変だな、と思うことは? どう乗り越えていますか。
現場のお客様と仕入先様である塗料メーカーの間に立って調整を行う場面があるのですが、それぞれの立場や考え方の違いから、調整が難しいと感じることもあります。
たとえば、塗料を焼き付けたら思っていた見た目と違うぞ、となるとNG、不採用になります。
そうすると、こういう問題が起きましたという報告を、お客様の温度感や要望とともに塗料メーカーに伝えて、塗料の改善をお願いして、できあがった新たな塗料を現場でまた試してもらいます。
この“つなぎ”の役が私たちの仕事です。
でも、お客様と仕入先様で、こうしたい、が少し違うことがあるんです。
そういったときに、「なぜそうしたいのか」という意図を汲み取りながら、双方にとって最善の解決策を探るようにしています。
これまでの業務で印象に残っていることはありますか。
塗料の不具合が多発した際、お客様と密にコミュニケーションを取り、仕入先様と協力して原因を特定し、解決できたことです。
連休明けに、塗料の不具合が頻発することがあり、その都度、仕入先様と一緒に工場のラインに入って現物を確認し、原因を特定して対策を検討しました。
お客様と密に情報交換を行い、仕入れ先様と協力して解決策を見つけ、無事に不具合を解消できたことは、大きな達成感につながりました。

職場の雰囲気や、社内のコミュニケーションについて教えてください。
職場の雰囲気は明るく、社員同士のコミュニケーションも活発だと思います
上司は親身に相談に乗ってくれる人が多く、良好な関係を築けています。
同僚とも、明るい雰囲気の中で良い関係を築けていると感じています。
会社の魅力や強みと感じるところは何ですか。
世界的に有名なトヨタグループの会社様と仕事ができることだと思います。
仕事をする上で大切にしていることは何ですか。
お客様とのコミュニケーションを大切にしています。
これから挑戦したいことや目標はありますか。
今後は、トヨタ自動車様の内製工場のラインや、海外での仕事にも挑戦してみたいと考えています。
様々なラインや仕事を経験することで、より広い視野を持って仕事に取り組めるようになりたいです。
どんな人がこの仕事・会社に向いていると思いますか。
積極的に人とコミュニケーションを取ることが苦にならない人が向いていると思います。
求職者の方に向けてメッセージをお願いします。
日本の基幹産業である自動車産業に深く関わることができ、塗料という、成果が目に見える形で実感できる仕事なので、やりがいを感じられると思います。
一日のスケジュール
8:30 出社;メールチェック、その日予定確認
9:00 仕入先様(塗料メーカー)との打ち合わせ、状況共有
10:30 工場ラインでのフォロー;お客様の困りごとなどをヒアリング
12:00 昼休み;外食が多いです。
15:00 塗料メーカー技術担当者様との打ち合わせ;お客様のお困りごとについて解決案を検討 →社内業務;帰社してメールの確認、返信
17:30 退社
小さな変化が不具合につながることもあるため、工場のラインで前日からの変化がないか、お客様にヒアリングしたり、実際に確認したりする際には、特に注意深く確認するようにしています。
オフタイム・休日の過ごし方
トヨタカレンダー*なので、祝日のお休みは少ないですが、GWやお盆、年末年始などの長期休暇は長いので、旅行に行くことが多いです。 休日にしっかりリフレッシュして、好きなことをして過ごせると、仕事にも集中して取り組めるように感じます。
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※トヨタカレンダーとは、トヨタ自動車とその関係会社などで採用されている稼働カレンダーで、祝日が稼働日になり、代わりにGWやお盆、年末年始にまとまった休みが付与される特徴があります。